【真っ赤な嘘?】ウイルスガードの空間除菌はインフルエンザ対策になりえる?

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真偽は!?空間除菌でインフルエンザ対策は可能なのか?

空間除菌のクレベリン 画像

 

2013年末頃からテレビCMが流れ始め話題となった“置くだけ・首からぶら下げるだけで周囲の空気を除菌できる”と謳ったウイルスガードグッズ。言葉をそのまま信じるなら夢のような技術ですが、どうも胡散臭い匂いも漂います。果たして空間除菌は本当に効果があるのでしょうか?そしてインフルエンザの対策として使えるのでしょうか?

 

そもそも空間除菌が出来る仕組みは?

空気中には無数の菌・ウイルスが潜んでおり、それらの中で人に対して有害な菌・ウイルスが侵入すれば風邪やインフルエンザといった病気を発症することになります。そのような菌・ウイルスに対して強い殺菌効果を持つとして知られているのが二酸化塩素です。

 

これらの空間除菌グッズには二酸化塩素が含まれており、グッズが置かれて周囲の空気に対しての殺菌作用があることを謳っています。実際に、室内の菌・ウイルスの数が減少したという有意な研究結果も出ています。

 

実は殺菌効果が認められるのは限られた条件下のみだった

二酸化塩素に殺菌効果があることは事実です。また、研究結果より室内での殺菌作用が認められたことも確かです。ですが、この“室内”というのが厄介な表現なんですね。研究が行われた“室内”の条件は完全に密室となっていること。実際問題として、一般家庭では換気や人の出入りによって室内の空気は循環し、その都度“新しい空気”が入ってきます。当然、新しい空気は殺菌される前の状態であるため、菌・ウイルスが潜んでいる可能性は高いのですね。

 

となると、研究で示された効果がそのまま一般の家庭環境においても当てはまるかどうかは全く別の問題になります。と、わざわざ取り上げてみましたが、実はすでに決着が付いています。2014年3月の段階で消費者庁から販売会社に対して、表示方法を変更するよう措置命令が出ています。

 

じゃあ意味がないかと言うとそうでもない

車内などの長時間密閉された空間に設置すれば多少の効果はあるのではないでしょうか。実際、3月の消費者庁による表示変更の措置命令も、車内に置くことを目的とした商品は該当しなかったですし。塩素臭くなることを覚悟すれば車内設置はナシではないです。

 

 

結論:空間除菌はインフルエンザ対策になるのか

答えはNOです。
そもそも家庭・会社などの空間が除菌出来たとしても、常に外気に触れることになる外出時には何の効果も約束できません。電車に乗っているときもそうですね。

 

むしろ、そんな事が可能になれば世界の大気汚染問題はとっくに解決してるワケで・・・よくよく考えれば分かることですね。人の出入りのない完全密閉状態の部屋に長時間いなければいけない状況にならない限り買う必要はありません。